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倶楽部報(2019年秋号)

チームの現況について

野球部助監督 竹内 大助(平成25年卒 中京大中京高)

2019年09月19日

野球部助監督 竹内 大助

三田倶楽部の皆様、いつもありがとうございます。

現在のチームは、春季リーグ戦に達成できなかった「早稲田に勝つ、リーグ戦優勝、日本一」に向けて練習を重ねています。

チームは8月、怒涛のスケジュールを過ごしてまいりました。北海道幕別町での夏季キャンプに始まり、下級生主体チームによる新潟で行われた次世代育成大学野球サマーリーグ、カナダでの交流試合、富山で行われた六大学オールスター、そして名古屋で開催された第15回オール慶早戦inナゴヤドーム。各地で三田会、三田倶楽部の方々にサポートをいただき改めて慶應義塾のつながりの深さを再認識しました。

この期間では主力のAチームはもちろん、全体を通して多くの実戦経験を積むことができ、一夏で飛躍的に成長している学生もいます。そういった学生がこの秋、神宮球場を沸かせてくれるかもしれないと思うと楽しみにもなります。リーグ戦優勝のために新戦力の台頭は不可欠になるはずです。

8月末に名古屋で行われたオール慶早戦にはOBとして私の野球部同期の二人が参加してくれていました(山﨑錬 JX-ENEOS 慶應義塾高校、辰巳智大 トヨタ自動車 郡山高校)。

二人とも学生たちに対して、今のチームの雰囲気、気持ちの強さ、塾野球部としての誇りを感じた、と話していました。大久保監督のもと学生たちが積み上げてきたもの、またそれをより良いものにしていこうと日々鍛練している成果ではないかと感じています。

個々が成長し、組織が強くなるサイクルのなかで野球ができていることを強く実感します。

秋季リーグ戦に向けては、戦力も充実しいつ開幕しても…と言いたいところですが、まだまだそんなことはなく、詰めていかなければならない部分、状態を上げていかなければならない部分はあります。開幕する瞬間まで、またリーグ戦期間中も常に成長し続ける気持ちがなければ優勝は見えてこないはずです。

成長しようとする姿勢、そのための環境は申し分ありません。試合に出場する選手だけではなくチーム全員が今日より明日、少しでも成長していくことができれば目標としている「早稲田に勝つ・リーグ戦優勝・日本一」は、実現できると思います。

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