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倶楽部報(2019年秋号)

ラストシーズンに向けて

野球部主将 郡司 裕也(環境情報学部4年 仙台育英高)

2019年09月19日

野球部主将 郡司 裕也

今年度主将を務めさせていただいております、郡司裕也です。

三田倶楽部の皆様におかれましては、平素より多大なるご支援ご協力を賜り、誠にありがとうございます。

春のシーズンでは、リーグ戦経験者も多かった事から優勝候補筆頭としてリーグ戦に挑みましたが、我々は下馬評を大きく覆した明治大学に2連敗を喫し、勝ち点4の2位という結果に終わりました。しかしながら、昨年秋に三連覇を目前にして阻止された因縁の相手である早稲田大学に対し、一回戦は落としたものの、そこから2連勝し、秋のシーズンに繋げる事が出来たと思います。

今年のスローガンである「鍛勝〜強く雄々しく〜」という言葉の元、この夏は課題練習の時間に多くを当て、各々が抱える課題と向き合い、己を鍛えて参りました。また、野球のみならず、北海道キャンプでは、地域の少年少女の野球教室や学習指導、大久保監督と一部選手による講演といった地域貢献も行いました。カナダ遠征では、"野球"という言語を用いて国際交流を図り、異文化に触れ、貴重な経験をして参りました。

この秋のシーズンでは、「早稲田に勝つ、リーグ戦優勝、日本一」という慶應義塾の三大目標を本気で達成すべく、覚悟を持って野球と向き合っています。本来の力を出せれば、日本一も夢では無いという自信も持っています。しかし、その力を発揮するには、土台が必要であり、それがチーム力です。昨年から野球部に浸透している「ファミリー」の心を1人も欠ける事なく持ち、全員で優勝の若き血、そして丘の上を歌う事ができたらと思います。

最後になりますが、今後も野球部への変わらぬご協力、ご支援の程、どうぞ宜しくお願い致します。

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