バックナンバー

ホーム > バックナンバー > 2018年春号 > 2018年春号(三田倶楽部「審判委員会」発足について)

倶楽部報(2018年春号)

三田倶楽部「審判委員会」発足について

審判委員長 船山  剛(昭和55年卒 慶應志木高 元連盟審判員)

2018年04月12日

船山  剛

かねてより三田倶楽部の懸案事項となっておりました「東京六大学野球連盟審判員」の人材確保並びに育成に関し、先の三田倶楽部総会において三田倶楽部内に「審判委員会」が設置されることが正式に決定しましたことをご報告させて頂きます。

「審判委員会」に関する会則条文には「東京六大学野球連盟(以下連盟)の審判員の選出や、広く審判員育成のための企画、運営を行う」と明記され、三田倶楽部内の正式な組織として継続的に連盟の審判員を選出、育成していく役割を担うことが確認されました。

将来的な野球の発展のためには【現場部門】【事務局部門】【審判部門】の三部門がそれぞれ自らの部門の都合ばかりを主張することなく、三部門がお互いの立場を尊重し、相互に協力して常によりよい運営を目指して努力することが不可欠ですが、今まで塾野球部では特に【審判部門】における人材の選出・育成という意識が希薄であったことは否めません。

そのためにこの度、三田倶楽部内に「審判委員会」が設置され、三田倶楽部を挙げて審判員に関する継続的な人材の選出、並びに育成を図っていくことの重要性が確認されたわけであります。

ご存じの通り、三田倶楽部の基本理念は「慶應義塾体育会野球部を援助すること、ならびに東京六大学野球の健全な発展に寄与することを目的とする」であります。私たち倶楽部員の責任として、広く永い視点で審判員のこと、そして連盟全体の滞りない運営を考えていかなければならないと切に感じるとともに、学生野球界を牽引してきた慶應義塾大学野球部のOBとして、東京六大学野球のみならず学生野球界全体のためにも審判員として良い人材を受け入れ、育成に取り組んで行くことが「審判委員会」設置の最大意義であると感じております。

今後、現役野球部員に対し、審判員に興味を持ってもらうための啓蒙活動、基本技術やルール解説なども企画していきますが、特に20~30歳代の三田倶楽部員皆さまから、自薦、推薦を問わず、審判員に興味のある方の連絡を頂きたくお願い申し上げます。

審判委員長 船山  剛(昭和55年卒 慶應志木高 元連盟審判員)
            ご興味のある方は野球部合宿所(045-563-2001)までご連絡ください。

【追伸】
倶楽部報(2017年春号)に三田倶楽部の代表として尽力している審判員からの寄稿文を掲載していますので、一読頂ければ幸甚です。

【審判委員会構成メンバー】
  • 夏目 幸生 (昭和41年卒 慶應高  連盟審判技術顧問)
  • 鈴木 隆行 (平成11年卒 浜松北高 連盟審判員・慶應義塾大学チーフ)
  • 榊原 啓資 (昭和60年卒 半田高  連盟審判員)
  • 木幡 龍太 (平成19年卒 福岡大大濠高 元連盟審判員)
  • 堀井 典将 (平成26年卒 慶應高  連盟審判員)

^