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倶楽部報(2018年春号)

声出しサラリーマン

森本 紘平(平成21年卒 智辯和歌山高 電通勤務)

2018年04月12日

お世話になります。平成21年に塾野球部を卒業した森本紘平です。

私は卒業後電通に入社し、現在は新聞局という部署で中小企業さんと一緒に地域企業の魅力を発信していくプロジェクトや、地方を元気にするコンテンツづくり等を行っています。

よく「学生時代の部活の経験が社会人になっても生きた」という話を聞きますが、私自身もその通りだなと感じています。振り返ると、塾野球部で過ごした4年間に、生きていく上で大切なことがぎゅっと詰まっていたような気がします。とりわけ「声がけの重要性」に関しては今も日々意識をしています。私自身、打力・守備力・走力を含め、突出した能力を持っているわけではなかったため、仲間と声をかけ合って次のプレーを予測し、動きを確認しながら勝負するというスタイルであったことと、先輩・同期・後輩からたくさんの前向きな言葉をかけていただき、それがパフォーマンスの向上につながるということを体験してきたからです。

現在、フィールドは日吉・神宮球場からビジネスの場となっていますが、基本的にはチームで行う仕事ばかりですので、しっかりと声を出してプレーすることを心がけています。「資料は大丈夫ですか?」「先方は〇〇が気になるようなので、○○な説明の仕方をした方がわかりやすいかもしれませんね」「今日はあと〇〇と○○をやる必要がありますね」といった形で自分から言葉を発し、チームとして結果が出せるよう意識しています。複数の仕事を同時に進めなければならないため、目がまわりそうになるときもありますが、上司・同僚・後輩との密なコミュニケーションが結果につながると信じています。そして、世の中の人が温かい気持ちになれる、「前向きな声がけ」のような仕事を形にしていきたいです。

今年も塾野球部の活躍を楽しみにしております。ご一読いただきありがとうございます。

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