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倶楽部報(2017年号外)

秋季リーグ戦を終えて

野球部助監督 林  卓史(平成10年卒 岩国高)

2017年11月10日

野球部助監督 林  卓史

この度は、秋季リーグ戦優勝という成績を収めることが出来ました。三田倶楽部の皆さまにこの場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。

今季のチームは開幕前から不安要素が多く、「このままでは最下位」、と繰り返してきましたが、初戦東大戦を落とした時は悪い予想が現実になるか、とすら感じました。

このような状態から優勝できた理由を助監督の視点から考えてみました。

まず第一に学生達の日々の成長が挙げられます。試合に出場する選手のみならず、サポート担当の4年生(本岡幸太郎君や藤田健吾君など)、データ担当スタッフ(木村将悟君や山田浩太郎君など)も大きく成長、「先回りしてやってくれたな」「自分たちでパッと指摘したな」と感じる場面が、リーグ戦が進むにつれ増えました。グラウンド内外で、野球への取り組み自体について私から注意する機会が、下級生に対しても含めて激減しました。

第二に、学生達、特に4年生が「勝ちたい」という思いを素直に表現し、行動したことが挙げられます。「さすが塾の学生」「勝つ時はこういう雰囲気だな」と思わされることがしばしばでした。課題の投手力は、1年生の台頭に加え、試合毎にでる課題に対し、練習とミーティングを交互に繰り返しながら、真摯に取り組み、克服してきました。

今回の優勝を通じ「練習ハ不可能ヲ可能ニス」「諦めなければチャンスはある」ということを実現できたことは、特に卒業していく4年生にとって、大きな財産になると思います。

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